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禁煙で太るならそっちのほうが不健康じゃない?

執筆者:Suwanai編集部

「太った」のではなく、「健康的な身体に戻った」と考えましょう

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「タバコをやめると太るのがイヤだ」
そんな考えもあってか、禁煙にあと一歩踏み出せない人も少なくないようです。事実、禁煙による体重増加は大半の人に見られます。では、そもそも、タバコをやめるとなぜ体重が増えてしまうのでしょうか?
 
まずは、お察しのとおり、間食の増加です。タバコをやめると口寂しくなり、それを補うために自然と間食や食事回数が増える傾向にあります。また、味覚や嗅覚が正常に戻ることで、ご飯がいつもよりおいしいと感じられる人もいるでしょう。そうして食欲は増進し、禁煙が原因で太ったと体感するケースが多いようです。
 
加えて、禁煙による基礎代謝の低下も体重増加の理由のひとつに挙げられます。タバコを吸うと交感神経が促進されて心拍数が上昇し、エネルギー消費が活発になります。禁煙によってそうした働きが抑えられることで、一時的に基礎代謝が下がってしまうのです。
 
こうした理由から、禁煙すると通常は2~4㎏ほどの体重増加が見られます。しかし、そもそも、喫煙者はタバコという異物を身体に取り入れながら生活をしているため、本来の健康的な状態を保てていなことがほとんどです。体重増加は「元の自分に戻った」「健康的になった」ととらえ、あまり気にしないのが正しい向き合い方です。体重への意識そのものを変えてみることをおすすめします。
 

体重コントロールで、無理のないダイエットを

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それでも体重が気になる人は、流行りのダイエットや過激な食事制限ではなく、まずは体重コントロールから始めてみましょう。体重コントロールとは、毎日の体重の変動をしっかり管理し、規則正しく健康的な生活を送ること。具体的には、以下のような習慣を身につけるとよいでしょう。
 
■一日1回、体重測定を行い記録する
日々の体重を把握しておくだけでも、体重管理の意識が高まります。
■適度な運動を心がける
毎日続けられる運動をひとつ、習慣にしましょう。通勤時に大股・早足で歩くなど、手軽なものでかまいません。
■規則正しい食生活を心がける
外食の際は、できるだけ品目の多い定食のような献立を。脂っこいものは控えましょう。
 
こうした体重コントロールは、タバコを吸わない生活が安定し始める「禁煙後6~8週間以降」にスタートするのがよいでしょう。禁煙と同時に始めてしまうと、多方面からさまざまなストレスを感じることにより、禁煙も体重コントロールも達成できずに終わってしまう可能性があるからです。
 
禁煙による体重増加は、身体が健康な状態に戻ったことの証です。禁煙によって得られる健やかな身体やご飯を「おいしい」と感じる味覚は、体重増加とは比べ物にならないほど価値があるものなのです。
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初回公開日:2019年10月29日 18:37:18